以前、エコフローの「RIVER 3」と「RIVER3Plus」をどちらにすべきか迷ったので、いろいろ詳しく調べてみました。
当初は「少しでも安いRIVER 3で十分かな?」と思いましたが、調べた結果は『RIVER 3 Plus』一択でした。
今回、調べた結果を備忘録として、とりまとめておきたいと思います。
「RIVER 3 Plus」は、「容量を増やせる拡張性」、「定格出力(パワー)」、「出力ポート数」が優れているからです。
「RIVER 3」は、容量の拡張ができないし、定格出力は半分、出力ポート数も1つ少ないです。
ポタ電は、カンタンに買い替えるものではないので、将来性を考えたときには、「拡張性」と「パワー」がある方が、後悔しないと思います。
そこで、今回は「RIVER 3」と「RIVER 3 Plus」のスペックや特長を徹底比較して、わかりやすく解説します!
徹底比較!「RIVER 3」と「RIVER 3 Plus」のスペック表
まずは、それぞれの基本的なスペックを一覧表で比較してみましょう。
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 価格 | 約30,900円 | 約39,800円 |
| バッテリー容量 | 230Wh | 286Wh |
| 重量 | 約3.5kg | 約4.7kg |
| サイズ | 25.5 × 20.7 × 11.3 cm | 23.4 × 23.2 × 14.6 cm |
| 定格出力 | 300W | 600W |
| X-Boost(最大出力) | 最大450W | 最大900W |
| 出力ポート数 | 6ポート(AC×2、USB-A×2、USB-C×1、シガーソケット×1) | 7ポート(AC×3、USB-A×2、USB-C×1、シガーソケット×1) |
| 容量拡張 | 非対応 | 対応(最大858Whまで) |
| 自動電源切替機能 | 20ms未満 | 10ms未満 |
両モデルに共通している基本機能
どちらのモデルを選ぶにしても、両モデルには基本性能が共通しています。
10年以上使えるバッテリー
どちらも安全性が高く長寿命な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しています。
毎日使っても、約3,000回の充放電を繰り返してなお80%の容量を維持できるため、長期間安心して使えます。
60分の超高速充電
EcoFlowの特許技術「X-Stream」により、コンセントからの充電ならどちらも約1時間(60分)で0%から100%まで満充電にすることができます。
出発前の短い時間でもサッと充電できるのは大きな魅力です。
X-Boost機能付き
「X-Boost機能」とは、自動で電圧を下げることで、定格出力オーバーの家電を利用可能にするめっちゃ便利な機能です。
なので、「RIVER 3」なら最大450Wまで、「RIVER 3 Plus」なら最大900Wまで出力をあげることができます。
X-Boost機能は初期設定で「オン」になっているので、何もしなくても、定格出力を超える家電を接続した場合は、自動的にX-Boost機能が作動します。
エコフロー専用スマホアプリで、X-Boost機能の「オン・オフ」を手動で切り替えることもできます。

深夜でも気にならない静音性
動作音が「30dB未満」という非常に優れた静音設計になっており、テントの中や車中泊での就寝時にも動作音が気になりません。
ここが違う!2つのモデルの「5つの違い」
では、つぎに、2つのモデルの違いを詳しく解説しましょう。
① 「パワー(定格出力)」の違い
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 定格出力 | 300W | 600W |
| X-Boost(最大出力) | 最大450W | 最大900W |
「RIVER 3」の定格出力は「300W」ですが、「RIVER 3 Plus」は倍の「600W」です。
「RIVER 3」は「LEDランタン」、「扇風機」といった消費電力の少ない機器の利用に向いています。
一方「RIVER 3 Plus」であればパワーに余裕があるため、「小型の冷蔵庫」や「電気ケトル」、「小型ホットプレート」なども稼働させることができます。
(電気毛布や小型冷蔵庫は「RIVER 3」でも動くんですが、バッテリー容量「230Wh」では「電気毛布を弱で使って、朝方には電池切れ」という可能性が出てきます。)
<参考:使える家電>
✓ 電気毛布(約50W〜100W)
冬キャンプの必須アイテム。一晩中使っても余裕があります。
✓ 車載冷蔵庫(約40W〜60W)
夏場の食材管理に。
✓ 小型炊飯器(約200W〜300W):
1.5合〜2合炊きのミニサイズなら問題なく炊飯可能です。
✓ LEDランタン・扇風機(約5W〜30W)
複数台同時に使っても全く問題ありません。
✓ プロジェクター(約100W〜200W)
屋外シアターを楽しめます。
✓ 小型ホットプレート(約500W〜600W)
1人用や「山善」などのコンパクトモデル。
✓ ミニ電気ケトル(約400W〜600W)
300ml〜500ml程度の小型のもの。
✓ セラミックヒーター(弱モード:約600W)
足元を温める程度の弱出力なら稼働します。
✓ ドライヤー(弱・冷風:約200W〜600W)
強風(1200W等)は無理ですが、弱なら乾かせます。

<定格出力はどう見れば良いの?>
ポタ電に電化製品をつなぐときは「定格出力」より下回っている必要があります。
「定格出力1500Wのポタ電」は、「1000Wの電子レンジ」と「600Wの電気ケトル」を同時に使うと、「1000W+600W=1600W」で、使えません。
「定格出力」の範囲で、電化製品使うのが基本になります。
② 「容量拡張」の違い
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 容量拡張 | 非対応 | 対応(最大858Whまで) |
「RIVER 3 Plus」の最大の強みは、「容量拡張機能」を備えている点です。
本体下部に別売りの「専用エクストラバッテリー」を取り付けることで、バッテリー容量を最大858Whまで増やすことができます。
<RIVER3Plus専用エクストラバッテリー>


購入後に「やっぱりもっと電気を使いたい」と思った時に、後からバッテリーを買い足してパワーアップさせることができるのは「RIVER 3 Plus」だけの特権です。
特に画期的なのが、その接続方法です。
RIVER 3 Plusは「ポゴピンコネクタ」を採用しているため、専用バッテリーを重ねるだけでワイヤレス接続が可能です。


他社のポータブル電源のような「太い接続ケーブル」や「面倒なネジ止め」がいっさい不要です。
クリップでカチッと固定するだけで完了します。
配線がゴチャつかず、見た目もスッキリして使い勝手は抜群です。
しかも、エクストラバッテリーを追加すると「140WのUSB-C」の充電ポートが追加されます。


そもそも、「RIVER 3」には容量の拡張ができないので、「RIVER 3 Plus」がオススメです。
③ACコンセント数の違い
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 出力ポート数 | 6ポート (AC×2、USB-A×2、USB-C×1、シガーソケット×1) | 7ポート (AC×3、USB-A×2、USB-C×1、シガーソケット×1) |
「RIVER 3 Plus」はコンセントが3口あります。
3口あると、例えばキャンプの夜に「LEDランタンを充電しながら、電気毛布を使い、さらに小型冷蔵庫をつなぐ」といった場合でも、わざわざコードを差し替える手間が省けます
また、Plusは定格出力が600Wと高いため、複数のポートを同時に使っても「出力不足で止まってしまう」というリスクが少ないです。
④ 停電時の「自動切替スピード(UPS機能)」の違い
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 自動電源切替機能 | EPS 20ms未満 | UPS 10ms未満 |
どちらもコンセントからの電気が遮断された際にバッテリーからの給電に切り替わる機能を備えています。
RIVER 3 Plusは「10ms(0.01秒)未満」という圧倒的なスピードで切り替わる「UPS機能」を搭載しています。
これは上位モデルのDELTAシリーズと同等の性能であり、パソコンなどのバックアップ電源としてより安心して使用することができます。
一方、「RIVER 3」は、20ms未満の「EPS機能」になっています。
やはり、電気遮断に瞬時に対応できる「UPS」が付いた「RIVER 3 Plus」がオススメですね。



「EPS」と「UPS」の違い
どちらも「停電時に自動で切り替わる」という役割は同じですが、「切り替わるスピード(時間)」に違いがあります。
EPS(非常用電源)の切り替えスピード:0.02〜0.03秒以内
冷蔵庫、扇風機、照明、テレビといった一般的な家庭用家電であれば、このスピードで切り替われば電源が落ちることなくそのまま使い続けることができます。
UPS(無停電電源装置)の切り替えスピード:0.01秒未満
デスクトップパソコンや水槽のポンプなど、「一瞬でも電気が途切れるとデータが消えたり、故障したりしてしまう精密機器」のバックアップ電源として非常に適しています。
⑤ 「重さとサイズ」の違い
| 項目 | RIVER 3 | RIVER 3 Plus |
|---|---|---|
| 重量 | 約3.5kg | 約4.7kg |
| サイズ | 25.5 × 20.7 × 11.3 cm | 23.4 × 23.2 × 14.6 cm |
「RIVER 3 Plus」の重量は約4.7kgと、RIVER 3より1.2kgほど重くなります。


また、「RIVER 3」に比べると厚み(高さ)が増し、より正方形に近いサイコロのような形状をしています。
これは、上に拡張バッテリーを載せることを前提とした「スタック構造」になっているため、安定感のある形になっています。
キャンプサイトのテーブルの上や、車中泊の棚に設置した際、接地面が広いため転倒しにくく、どっしりとした安心感があります。
まとめ
今回は「RIVER 3」と「RIVER 3 Plus」のスペックや特長を徹底比較しました。
当初は「安いRIVER 3で十分かな」と思っていたのですが、実際にキャンプや防災で使ってみると「もう少しパワーがあれば」「あと少し容量が多ければ」という場面が必ず出てくると思います。
そんな時、ケーブルレスで、カンタンに容量を追加できて、かつ高出力な家電も動かせる「RIVER 3 Plus」を選んでおけば、将来的にポータブル電源を買い換える必要がありません。
✓ 小型炊飯器やホットサンドメーカーをつかって、キャンプ飯をもっと豪華に楽しみたい
✓ 冷蔵庫を冷やし続けながら、家族2人分の電気毛布を最強モードで一晩中使いたい
✓ PCのバックアップ電源(UPS)としても活用したい
やはり、「拡張性」と「定格出力(パワー)」というメリットがある「RIVER3Plus」がオススメです。
将来性があり、長く使うなら、「RIVER 3 Plus」が間違いなく、オススメになります。








