キャンプや車中泊、そして万が一の防災用として大活躍するEcoFlow(エコフロー)のポータブル電源。
その電力を太陽の光から作り出せるのが「ソーラーパネル」です!
今回は、持ち運びやすさと発電力のバランスが良く、大人気の「EcoFlow 160WソーラーパネルGen2」のメリット、デメリット、使い方、発電効率を最大限にアップさせるコツをご紹介します。
EcoFlow 160WソーラーパネルGen2の基本スペック
まずは、製品の基本的な仕様をチェックしてみましょう。
- 定格出力: 160W
- 変換効率: 25%
- セルタイプ: TOPCon単結晶シリコン
- 防水・防塵等級: IP68
- 重量: 約5.6kg
- 展開時サイズ: 幅161cm × 高さ60cm × 厚さ2.5cm
- 折りたたみ時サイズ: 幅57.2cm × 高さ60cm × 厚さ3.2cm
- コネクタタイプ: MC4コネクタ
高性能な単結晶シリコンを採用し、折りたたんで専用ケースに収納できるのが大きな特徴です!!
EcoFlow 160WソーラーパネルGen2のメリットと特長
では、このソーラーパネルがなぜ人気なのか、そのメリットと特長をチェックしておきましょう。
トップクラス!25%の高い変換効率
太陽の光を電気に変える「セル」には、高性能な「TOPCon単結晶シリコン」を採用しています。
これにより、最大25%という業界トップクラスの変換効率を実現。
限られた日照時間でも、より多くの電力を効率よく作り出すことができます。
1. 「変換効率」とは?
「太陽の光を、どれくらい無駄なく『電気』に変えられるか」を表すパーセンテージです。
ソーラーパネルに太陽の光が100当たったとして、それがそのまま100の電気になるわけではありません。
一部は熱になったりして逃げてしまいます。 つまり、この数値が高ければ高いほど、同じ大きさのパネルでもより多くの電気を作り出せる、優秀なパネルということになります。
一般的に、変換効率が「20%以上」あれば、高い変換効率を持つ優秀なパネルだと言われています。
今回の「EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2」は最大25%となっており、非常に効率よく電気を作り出せるモデルであることがわかります。
2. 「単結晶シリコン」とは?
不純物が少なく、発電するパワーが非常に強い「高品質な素材」のことです。
ソーラーパネルの中には、光を電気に変える「太陽電池(セル)」という小さな板がたくさん敷き詰められています。
このセルには主にシリコンという素材が使われますが、作り方によって大きく2種類に分けられます。
単結晶(たんけっしょう)シリコン:
ひとつのシリコンの塊から切り出して作ったもの。純度が非常に高いため、作るのに手間とコストがかかりますが、その分発電するパワー(変換効率)が高いのが最大の特徴です。
多結晶(たけっしょう)シリコン:
端材などを集めて作ったもの。価格は安く抑えられますが、純度が落ちるため単結晶に比べて発電パワーが数%下がってしまいます。
EcoFlowのパネルには、より性能の高い「単結晶シリコン」が採用されています。
3. 「TOPCon」とは?
「TOPCon(トップコン)」とは、単結晶シリコンのセルをさらに進化させ、より発電効率をアップさせるための最新技術(構造)の名称です。
急な雨や砂ぼこりにも負けない「IP68」の防塵・防水性能
アウトドアで使う上で気になるのが耐久性ですが、このモデルは最高水準の「IP68等級」の防水・防塵仕様を備えています。
砂ぼこりが舞うキャンプ場でも内部にチリが侵入せず、急なゲリラ豪雨で濡れてしまっても、水滴を拭き取れば問題なく使えます(※水に長期間浸すのはNGです)。
「IP68等級」とは?
スマートフォンやソーラーパネルなどの精密機器が、「どれくらいホコリ(チリ)や水に強いか」を表す世界共通の規格(基準)です。
「IP」の後に続く2つの数字が、それぞれの強さのレベルを示しています。
・最初の数字「6」:ホコリに対する強さ(防塵性能)
0〜6までの7段階あり、「6」は最高レベルです。「機器の内部にホコリや細かい砂などが完全に侵入しない」という、砂埃が舞うようなアウトドアでも安心のタフさを持っています。
・2番目の数字「8」:水に対する強さ(防水性能)
0〜8までの9段階あり、こちらも「8」は最高レベルです。
「継続的に水没しても内部に浸水することがない」という、非常に高い防水性能を示しています。
・つまり「IP68」とは?
「ホコリが全く入らず、水に落としてしまっても大丈夫な、最高水準の防塵(ぼうじん)・防水性能を持っている」ということを意味する、最強クラスの証明マークです!
・メリットと注意点
EcoFlowの160Wソーラーパネルは、この最高水準であるIP68等級を備えています。
そのため、キャンプ中の急なゲリラ豪雨で濡れてしまったり、誤って水たまりに落としてしまったりしても、布でサッと水滴を拭き取れば問題なく使い続けることができるタフさを持っています。
ただし、いくら最高レベルの防水性能(IP68)といっても、「水の中で使うためのもの」ではありません。
パネルが雨に濡れたり水に落ちたりした場合は、コネクター部分に水が入っていないかすぐに確認し、入っている場合は布で拭き取る必要があります。
また、「パネルを長期間、水の中に浸したままにするのはNG」とされているため注意しましょう
折りたたみ式でコンパクト・軽量
広げると161cmほどの長さになりますが、使わない時はパタパタと折りたたんで付属の収納ケースにしまうことができます。
重量は約5.6kgと軽量で、折りたたみ時のサイズは60×57.2×3.2cmと非常にコンパクト。
車のトランクの隙間などにもスッキリ収まります。
最適な角度に簡単セット!「ソーラーアングルガイド」と「キックスタンド」
ソーラーパネルは「太陽に対して直角(90度)」に向けるのが一番発電します。
このパネルには「ソーラーアングルガイド」が付いており、落とした影の点がガイドの中心に来るようにパネルを傾けるだけで、初心者でも簡単に最適な角度を見つけられます。
付属の収納ケースがそのままキックスタンド(ブラケット)として機能するため、角度調整のしやすさも抜群です。
複数枚を繋いでパワーアップ可能
「もっと発電したい!」という場合、同じパネルを直列や並列に繋いで(配線して)電力を増やすことが可能です。
専用のケーブルを使ってポータブル電源の入力上限までパネルを追加できる拡張性の高さも魅力です。
購入前に知っておきたい「デメリット」
非常に優秀なソーラーパネルですが、使い方によっては少し不便に感じるかもしれないポイントもあります。
手で持ち運ぶには「少し重くてかさばる」
折りたためるとはいえ、重量は約5.6kgあります。
また、広げると1.6m以上の幅になるため、バックパックに入れて歩いて持ち運ぶような用途には向いていません。
基本的には「車に積んで移動し、キャンプ場や庭で広げる」という使い方が前提になります。
スマホなどを「直接」充電するUSBポートがない
このパネルの出力端子は、ポータブル電源などを充電するための「MC4コネクタ」のみです。
他社製品の一部にあるような「ソーラーパネルに直接USBケーブルを挿してスマホを充電する」といった機能はついていません。
あくまで「ポータブル電源に電気を貯めるためのアイテム」として割り切る必要があります。
「影」に少し弱い
直列にパネルを繋いだ場合など、パネルの一部に木の葉や建物の影が落ちると、パネル全体の発電量がガクッと落ちてしまう性質があります。
効率よく発電するためには、障害物のない開けた日向に設置し、太陽の動きに合わせて時々向きを変えてあげるという「ひと手間」が必要です。
基本的な使い方・設置手順
エコフローのソーラーパネルは、面倒な組み立てや工具は一切不要です。
たったの3ステップで簡単にポータブル電源の充電を開始できます。
ステップ1:パネルを展開する
まずはソーラーパネルを平らな場所に置き、収納ケースから取り出します。
パネルを展開する時は、パネルの後ろ側に立って作業すると広げやすいのでおすすめです。
ステップ2:最適な角度に設置する
付属のブラケット(伸縮性のあるストラップ付きのスタンド)を展開し、パネルを自立させます。
ここで活躍するのが先ほど紹介した「ソーラーアングルガイド」です。
影の点がガイドの中心(赤い円の内側)に来るようにブラケットの角度を調整しましょう。
影の点が中心に当たっている状態が、太陽光に対して90度となり、最高出力を発揮できます。
ステップ3:ポータブル電源と接続する
パネルのジャンクションボックスから伸びている出力ケーブル(MC4コネクタ)と、ポータブル電源に付属している「ソーラー – XT60i 充電ケーブル」を繋ぎます。
プラスとマイナスを間違えないよう、オスとメスのコネクタをカチッと音がするまでしっかりと接続してください。
あとは、充電ケーブルのもう一方の端(XT60端子)を、EcoFlowポータブル電源のソーラー入力ポートに差し込むだけで充電がスタートします。
太陽光発電の効率を最大限に上げるコツ
「スペック通りに発電しない!」という場合、設置環境に原因があるかもしれません。以下のポイントを意識して設置してみてください。
日陰を徹底的に避ける
パネルの一部にでも木の葉や建物の影が落ちていたり、鳥のフンやホコリが付着していたりすると、パネル全体の発電出力が著しく低下してしまいます。影のない開けた場所を選びましょう。
太陽の動きに合わせて向きを変える
太陽光線の方向は1日を通して変化します。
設置しっぱなしにするのではなく、時々ソーラーアングルガイドを確認し、影の点が常に真ん中を保つようにパネルの向きや角度を調整するのが最大のコツです。
もっと電力が欲しい時は?(複数枚の接続)
「160Wパネル1枚じゃ足りない」「もっと早く充電を終わらせたい」という場合は、パネルを複数枚繋いで発電パワーを上げることも可能です。
・直列接続
最初のパネルのオスコネクターと、次のパネルのメスコネクターを直接繋ぐ方法です。
ポータブル電源への接続がシンプルで済みます。
・並列接続
専用の「ソーラー並列接続ケーブル」を使って繋ぐ方法です。
1枚のパネルが日陰になってしまっても、もう1枚のパネルの発電量に影響を与えにくいというメリットがあります。
※注意:複数枚繋ぐ場合は、お持ちのポータブル電源の「ソーラー入力の最大電圧(V)や電流(A)」の制限を超えないように計算する必要があります。
お手入れと保管方法
使い終わったら、ケーブルを外して折りたたみ、収納ケースに戻して保管します。
パネルが汚れてしまった場合は、パネルが熱くなっていない室温の状態で、きれいな水で濡らして固く絞った柔らかい布(マイクロファイバーなど)を使って優しく表面を拭き取ってください。
水道水を直接かけたり、硬いものでこすったりすると、コーティングを傷つけたり「水垢」が残ってしまい発電効率が落ちる原因に繋がるためやめましょう。
どんな人におすすめ?
メリットとデメリットを踏まえると、「EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2」は以下のような方に非常におすすめです!
EcoFlowなどのポータブル電源をすでに持っている、または購入予定の人
オートキャンプや車中泊で、連泊時の電源を確保したい人
万が一の長期停電に備えて、しっかり発電できる頼もしいパネルを探している人
庭やベランダで発電して、電気代の節約に繋げたい人
「ポータブル電源にしっかり電気を貯める」という本来の目的においては、高い発電力とタフさを兼ね備えた間違いなくトップクラスの製品です!!
ポータブル電源をお持ちでない方は「DELTA 3 Plus」とのセット購入がおすすめ!
この160Wソーラーパネルは「ポータブル電源に電気を貯める」ための製品です。
そのため、まだポータブル電源本体をお持ちでない方は、EcoFlowの最新万能モデルである「DELTA 3 Plus」とのセット購入をおすすめします。
DELTA 3 Plusとのセットをおすすめする理由は以下のとおり。
圧倒的な安心感の「DELTA 3 Plus」
「DELTA 3 Plus」は、容量1024Wh、定格出力1500W(X-Boost機能で最大2000W)を誇る万能モデルです。
電子レンジやドライヤーなどの大型家電も動かせるため、キャンプから災害時の停電対策まで、これ一台で幅広くカバーできます。
相性抜群で設定不要
EcoFlow同士の組み合わせなら、付属の充電ケーブルで繋ぐだけで、最適な効率で安全に充電がスタートします。
他社製品のように互換性を気にする必要がありません。
長寿命バッテリーで長く使える
「DELTA 3 Plus」は安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、4,000回以上の充放電サイクルという業界トップクラスの長寿命を実現しています。
毎日使っても10年以上使い続けられるタフさが魅力です。
届いたその日から「電気の自給自足」が完成
ポータブル電源とソーラーパネルが揃えば、太陽光で発電し、ポータブル電源に蓄電し、そこから家電を動かすという「自給自足のサイクル」がすぐに実現します。
万が一の長期停電時でも、電力が枯渇する不安から解放されます。
公式サイト等では、ポータブル電源とソーラーパネルがお得に買えるセット販売が行われていることも多いので、これから電源の確保を考えている方は、ぜひ「DELTA 3 Plus」とソーラーパネルのセットをチェックしてみてくださいね
まとめ
「EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2」は、折りたたみ式で持ち運びやすく、MC4コネクタを繋ぐだけで簡単にポータブル電源を充電できる優れたアイテムです。
高い変換効率と防水性能を備えたこのパネルなら、「太陽に対して直角(90度)に向けること」「影を作らないこと」の2点を意識するだけで、驚くほど効率よく電気を作り出すことができます。
ぜひコツをマスターして、アウトドアや万が一の停電時に、太陽の恵みをフル活用してください。
